こんにちわ、ショウです。
今日もお金の知識を鍛えていきましょう!
前回は固定費の削減として携帯電話料金の見直しについて紹介しました。
今日は保険についての知識を紹介していきます。
あなたの保険、使う予定ありますか?
どんな保険があるんだろう
まず最初にあなたは保険に加入していますか、加入している場合どんな保険に毎月支払いをしていますか。
代表的な保険は以下ですね。
- 医療保険
- 生命保険
- 損害保険
- 車両保険
- 火災保険・地震保険
ざっくりこんなところですかね、あなたはいくつ加入してますか?
3つ、4つ入っているような方は毎月数万単位で支払いをしているんじゃないでしょうか。
その保険本当に必要で入ってますか?
では、多くの人が加入している医療保険、ここから見ていきましょう。
医療保険はお守り替わり?お守りにしては高すぎる
社会人になると親や周りの人から大抵いわれますよね、「ちゃんと保険はいってる?」みたいなこと
それで入ってないって答えるとほぼ100パーセント「何かあったときどうするの?」
とまぁ決め台詞のようにみんな同じような質問を浴びせてくるわけですが、
何かあったときにそなえて毎月どんだけ払ってるんだよって話ですよね。
CMなどで「もしもガンになっても安心」、「急な入院に備えて」みたいな決まり文句で安心感を売っていますが、
そもそもそれっていつごろきて、実際になったときにいくらかかるか言ってないですよね。
詳細もわからないのに安心を買うために毎月ひたすら形の無い物にお金を払い続けるって凄く無駄じゃないですかね。
とはいえ実際なってから慌てても遅いみたいなことをいいたくなる方もいると思いますので、実際にかかる費用をみてみましょう。
以下は入院にかかった際に必要な平均の額です。
生命保険文化センターの調査資料
医療費は3割負担なので、平均的にみてもせいぜい10万程度なんですよね、
何かあったときに備えて払ってる医療保険ですが、何かあっても10万で済むって考えると払ってるのが勿体なくなってきませんか。
対して、万が一に備えた保険料を概算してみました。条件は以下。
- 働き盛りの30代
- 終身保険
- 入院の給付金
- ガン保障
- 先進医療保障
- 就労所得保障一時金特約
- 要介護になった際の保障
こんな感じのまぁよくある大体の不安に対処できるような保障内容です。
結果は以下。
まぁまぁいいお値段ですね、とはいえこのくらいは払っている方は少なくないのではないでしょうか。
年間145,752円支払う計算です。
この金額を一生涯払い続ける訳です。
万が一が10年こなかったとして、150万近く安心という謎の商品にお金を支払い続け、何も得るものはないということですね。
これ、貯金したほうがよくないですか?
なんなら同じようにどこかに支払うつもりなら毎月この額を投資に回して年利3%くらいで運用したほうが万が一に備えられると思うんですよ。
保険ってそもそも病気などにかかっても生活が困窮しないようにするために入っているはずなんですが、保険に入っているせいで生活が困窮していませんか。
最強の保険、国民健康保険
前項で医療保険高すぎだろっていうことがなんとなくわかってきつつ、いらないんじゃないかって感じはしてきましたね。
「でもガンとかで100万とかの手術費用がかかったら3割負担でも負担額がすごいんじゃないの?10万で収まる保証もないよ・・」
と思ってまだびびっている人もいるでしょう。
安心してください。医療保険にはいってなくてもあなたは既に最強の保険「国民健康保険」に加入しています。
伊達に高い税金を払っているわけではないんです、活用していきましょう。
高額療養費制度を使えば貯金で十分対応可能
医療保険にはいっていない貴方に100万円の手術費がかかるような大きな何かが起きたとします。
保険会社なら「ほら、保険にはいっていたほうがいいでしょう。入っていれば一時金で○○万もでて安心です」とかいうんでしょうけど、
その安心のために毎年10万以上支払っていたら経済的自由は遠のきます。では有事の際どうするか?
日本には高額療養費制度という神のような制度が存在します。
どんな制度なのか紹介しますね。
高額療養費制度とは
- 高額療養費制度とは、医療機関や薬局の窓口で支払った額(※)が、ひと月(月の初めから終わりまで)で上限額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度です。※入院時の食費負担や差額ベッド代等は含みません
- では上限額はいくらなんでしょうか。
上限額は年齢、年収によって決定します。69歳以下のテーブルがこちら上記なら結構な人が「ウ」までに収まるんじゃないでしょうか。
仮に治療費に100万かかったとしても、この計算にあてはめれば87,430円になります。
国民健康保険は3割負担になるので、30万が自己負担額になりますが、300,000 – 87,430=212,570
212,570円は国から返ってきます!なので、どんな高額な手術でも10万もかからないんです。
先ほど医療保険の年間支払い額を出してみましたが、その分を1年間貯めれば十分足ります。
1年の間に3回以上手術が続くと「多数回該当」という制度もありその際は上限額はさらに引き下がり「ウ」の人なら44,400円になります。
そう考えると多く見ても100万くらい貯蓄をしておけば余裕で乗り越えられますね。
保険は全く必要ないのか
保険のそもそもの意味を考えよう
ここまでの内容で、私個人の意見としては医療保険は一切必要ないと思っています。
保険会社があんなにCMを打てるのも胴元の保険会社が儲かってるからです。
人は実態の無い不安には盲目的に恐怖を覚えるのであんまり考えずにお金を出してしまいます。
では全ての保険がいらないのでしょうか。保険の本来の意味を考えれば何に入ればいいのかがわかります。
保険は大昔からありましたが、元々は戦争でなくなった兵士の遺族に対して稼ぎ頭がを失っても生活できるように助け合いの精神でお金を出し合ったことが始まりです。
ここからいえることは以下です。
- 守るべきものがあり、自分がいなくなるとその人達に被害が及ぶことに備える
- 守るべき財産があり、有事の際に国も保証してくれないような莫大な損失が発生することに備える
上記内容は国民健康保険だけではフォローしきれない部分ではあるので、保険で備えれば本当の意味で安心ですね。
つまり、以下の保険は入っておく価値はあるかなとあくまでも↑の条件にあたってるような人ですが。
- 火災保険:持ち家の人に限る
- 生命保険:妻子がいる人に限る
- 自賠責保険:車持ちの人に限る
これらの保険は有事の際に貯金ではまかないきれない莫大な損害が出る可能性がありますので、
万が一に備えて入っておいて損は無いかもしれません、
つまり、独身で家は賃貸で車が無い人は保険に入る必要がないってことですね。
その分を貯金して余裕資金を作りましょう!
保険の罠は他にも色々ありますのでちょっと今回の記事だけでは語りきれませんでした。
また、詳しく説明できればと思います。
最後に
保険に限らず、日本では様々な販売者側の洗脳ともいえる情報操作があります。
- 社会人になったら持ち家の一つでも買って一人前
- 家族ができたら車を持つもの
- 保険がないと病気になったときに大金を失う
- 良い営業は良い時計を持つべき
- などなど
余裕資金で購入して楽しむ分には個人の自由ですが、こういった固定概念に左右されて自分の生活を苦しくしないようにしていきたいですね。
払い始める前に数十年と払うこれら固定費について本当に必要なのか、なんで入る必要があるのか、自分の頭で考えて、上手い営業トークに乗らないようにしましょう!
次回も為になる情報を発信していきますので、
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一歩一歩一緒に成長していきましょう、それでは次回をお楽しみに!!
ショウでした。